2009年11月 7日 (土)

SET Deli 始動

ラオス旅行からそのまま地方出張へ行ってきました。
今回の出張は、地方での実験教室がメインです。

ちょうど一か月前に行われていた“STPSAM2”というカンボジア理数科プロジェクトで
授業研究をしていた時のこと、隊員が入っていない学校の先生から、
「うちの学校でも実験の技術指導者がほしい!」という意見が出ました。
確かに、過去隊員が入っている学校とそうでない学校の差が歴然としていたのです。
そして、実験をしたことのない先生たちが実験技術を渇望していることがわかり、
「それならば僕たちが行こうじゃないか!」と隊員が立ち上がったのです。


グループ名は
SET Deli (Science Experiment Teachers Delivery tomorrow)」。
“どこでもいつでも身軽に実験しに行きます”をコンセプトにつけました。

発案から実行まで約1か月というスピード発足です。
せっかく研修で盛り上がった熱が冷めないようにと、かなりがんばりました。


第一回目の出張先は、コンポントム州小学校教員養成校です。
アンコールワットのあるシェムリアップ州と我が任地コンポンチャム州との間にあります。
ここの養成校には、理数科以外の隊員が配属されていることもあり、
そういう意味では学校との連携も比較的スムーズに進みました。

<1日目>実験室の整備

この学校には、ADBという団体から大量の実験資機材が搬入されており、すでに実験室も建設されています。ところが一度も日の目を見ることなく、全ての機材が段ボールに眠ったままなのでした。道具だけ与えて、何の技術提供もせずに終わっている現場はたくさんあるようです。実験道具を見たことのない人たちに、いきなり道具だけ与えても無理ですよね。

ということで、1日目はその道具を段ボール箱から掘り起こすところから始めました。
今回は初めての出張ということで、理数科隊員総勢7名で行ったのですが、それでも片づけだけで、3時間近くかかってしまいました。ものすごい量です。正直、僕たち日本人でも使いこなせない量の機材です。

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<2、3日目>実験指導

予想外の展開でした。
当初、なるべくたくさんの実験方法を覚えてもらうために先生のみを対象にしていたのですが、気が付いたら何故か生徒もワンサカ参加しており・・・。一年前だったらギブアップしてたかもしれませんが、少しは経験がモノを言ったようで、何とか進めました。

↓消化の実験
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途中生徒と一緒になって参加している先生に質問を振ってみたら、「わからない」って答えが返ってきたりして、「やっぱり先に先生だけ指導すべきだったよな~」とか思いつつも、参加している生徒の笑顔を見ると「これもありかな~」なんて思ってみたり。

3日目は先生だけでしたが、最後に校長先生らも集まってクロージング・セレモニー的なものが行われ、(名目上)実験隊の代表者となっている僕は前に座らされました。
これまた予想外の展開でテンパリました。
最終的に専門家さんのクメール語通訳のような形で終わったので、無事でしたが。

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第一回目ということで、あたふたした部分もあり、まだまだ改善の余地があるけれど、現場の先生たちがものすごく喜んでくれたので嬉しかったです。ぜひまた来てくれ!って言ってもらえたし。この出張自体、養成校からの依頼という形で実現しているので、期待を裏切ることは避けたかったのです。わざわざ他の州から自費で参加してくれた先生もいたし。


これまでの1年と3カ月ほどを自分の配属先で過ごしてきました。
そして、残りの期間は自分の配属先とともに、全国の教員養成校にも目を向けていくことになりそうです。コツコツと続けてきた理数科隊員の活動が、一地方から全国へと規模が広がっていくようなきがして、ワクワクします。これも、過去の隊員さんから引き継いだ遺産と現役隊員のチームワークの賜物でしょうか。


さぁて、次の出張先はどこかな~!?

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癒しの国ラオス

5泊6日ラオスの旅に行ってきました。
この国を言葉で形容するならば、まさに「癒しの国」です。
癒されました。
僕の任地カンボジアよりもいい意味で発展が遅れている国です。
昔の日本を思い起こさせてくれるような。
街中にはほとんどゴミがないし、
飾り付けられた装飾の数々も落ち着いた色合いでまとめられている。
そして何より、国民の心が落ち着いているって感じました。
発展に伴って失われていく日々のせわしなさが、まだこの国には届いていません。
だから、落ち着くんでしょう。


①ルアンパバン

世界遺産の街ルアンパバン。
お寺を中心に世間が回っているようなところです。
その象徴が“托鉢”。
僧侶にお供え物をする行為なのですが、その列の長いこと長いこと。
カンボジアでも托鉢は見られるものの、形式が違います。
カンボジアではお坊さんが個々に家を回るのに対し、
ラオスでは決まった時間に決まったルートを集団でお坊さんが回ります。
だから、こんなに長い列が見られるのですね。

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そして、もう一つの楽しみは“山”。
日本人のみなさんスミマセン。
カンボジアには山がほとんどないので、
山が入った景色ってのはものすごく感動するのです。
これもラオスで癒された原因の一つなのかもしれませんね。

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②ビエンチャン

首都ビエンチャン。
カンボジアと同じく今急激に発展を見せている街です。
街と言ってもあまり車は走っておらず、どこもかしこも長閑です。
ラオス隊員曰く「ビエンチャンは交通量が多くて怖い。」らしいですが、
そんなこと言ってたら、プノンペンでは一生道を渡れません。

ビエンチャンを訪れた最大の目的は“タートルアン祭”。
ラオス最大のお祭りらしく、全国からタートルアンというお寺に僧侶が集まってきます。
夜はこのお寺の回りを花と線香を持って3回回り、健康や将来を祈願するのです。
そして、朝はお供え物を持って行き、
全国から集まった僧侶に対して喜捨の意味で托鉢を行います。
(この場合は、僧侶の元に行って行います。)

僕もラオス隊員に連れ立ってやってきました。
普段長閑なラオスのどこにこんなに人がいたのだろう?と思うほどのにぎわいでした。

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③仲間たち

今回の旅でもたくさんの同期仲間に助けられました。
というか、ほとんど毎日案内してもらいました。
ルアンパバンでは巡回先の幼稚園に連れて行ってもらったし、
ビエンチャンでは配属先の病院も案内してもらいました。
そして、同じ理数科の仲間からは貴重な話も聞けました。

もしかしたら、ラオス旅行“癒し”最大の要因は彼女たちだったのかもしれません。
いや、絶対にそうです。

帰りの飛行機は、出発場所が国際線→国内線→国際線と変わったり、
(国外に帰るのに、国内線になるのがおかしい。)
出発時間が2時間も遅れたにも関わらず、5人全員が空港まで来て
最後まで付き合ってくれました!

ほんとうに嬉しかった。ありがとう
これでまた残りの任期のエネルギーをもらいました。

また会いましょう。

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2009年10月28日 (水)

PC隊員体験中

きのう今日と学校のPCをず~っといじってます。

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PCルームには外国の援助で25台のPCが入っているのですが、
生徒が好き勝手データを入れるので、ウイルスだらけ、エラーだらけなのです。

そこで、すべてのPCを初期化してソフトを入れ直す作業をしたのです。

僕と韓国人ボランティア(PC隊員)とビボル君と3人がかりで、
2日間午後やったのですが、結局終わりませんでした。

最後の最後、終わらなくなってしまった原因を作ってしまったのは僕なんですけど・・・。
データが消し切れていないPCにUSB突っ込んじゃって、
そのUSBを他のPCで使っちゃたもんだから、ウイルスが・・・ね。

ごめんなさい。

生物隊員にPCの設定をさせたのが悪いのです。

でもおかげで、今までここまで突っ込んでPCを使ったことなかったけど、
ちょっとPCを知ったかした気分です。


明日から大型連休でお休みになるから、続きは来週かな。


ということで、僕は明日からラオスに出かけてきます。
そんでもって、そのまま地方に出張に行くことになっているので、
しばらく姿を消します。

また帰ってきたらまとめて報告します。

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2009年10月26日 (月)

チョウの標本

生徒が蝶の標本を持ってきた。

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聞くところによると、
進級したことで寮の部屋が新しく変わり、そこに保管されていたのだという。
誰が作ったのかはわからないが、なかなかいい趣味をしている。
扱いが丁寧でないためか、羽の縁がボロボロになっているのがおしい。
蝶を標本にするときは、捕ってすぐに殺してしまわないと暴れて羽が崩れてしまう。
そして、何よりも蝶よりも蛾が多いのが残念。

ところでみなさん、蝶と蛾の見分け方わかりますか?

よく「止まっている時の羽の開き方。」という人がいますが、そうじゃありません。
蝶と蛾の見分けるためには、触角を見るのです。
触角の先端が丸くなっているのが「蝶」。細いまま伸びているのが「蛾」です。

ちなみに、蝶はクメール語で「メイオンバウ」と言います。
蛾は何て言うんだろう?
前に聞いたら、同じだって言われた気がするけど・・・。
もう一回聞いてみよう。

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2009年10月23日 (金)

わが任地は田舎!?

まだ授業が始まりません。
なんてのはもう慣れてしまった(慣れたくないが)ので、
あまり話題に出す気もなくなってきました。


今日のブログの話題は何にしようか?


う~ん思い浮かばない。


何がいいかなぁ?


ここのところ、毎日同じよなことしかしてないから、何を書いていいかわからない。


そうだな~。


あ、きのうから同じ任地に隊員さんが1人増えました。
カンボジア国内での任地変更です。

同じカンボジア国内でも、プノンペンから来た彼女には、
カンボジアの地方の中で指折りに栄えたコンポンチャムですら
すご~く田舎に見えるようで、見るもの食べるものに変なリアクションを示してくれます。

どうやら味覚もおかしくなってるみたいです。

「これ変な味する。」ってやつを普通に毎日食べてるようです。


在カンボジア一年が過ぎてから、
全くと言っていいほど体調を崩さなくなったわけですが、
これは完全に腸内細菌を始め、肉体と精神がカスタマイズされたせいでしょう。


話題もないので、今日はこの辺で。

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2009年10月20日 (火)

フリー雑誌

カンボジア国内には、旅行会社やNGOなんかが定期的に出している
いくつかのフリーペーパーがあります。

そのうちの一つ「Khrorma」という雑誌に僕の活動紹介を載せてもらいました。
この雑誌はとある旅行会社が隔月で発刊していて、
旅行情報だけでなくカンボジアの文化や生活ネタなどを紹介しています。

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先日この旅行会社の系列ゲストハウスに宿泊した時、
ゲストハウスの管理人さんから「khrormaの記事書いてみない?」と誘われ、
僕が第一号となり隊員がリレーをする形での活動紹介が始まりました。
(始まったといっても、まだこれからですが。)

ネタは以前にもこのブログで書いたことなので、省略させていただきます。
写真を貼っておくので、見たい方はどうぞ。

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ちなみに左側に載っているのは、ドラえもん(クメール語バージョン)の広告です。
この旅行会社が直々に藤子・F・不二雄さんに許可をもらって作ったそうです。
カンボジア土産にいかがですか?

もし、カンボジアに来ることがあったら、ぜひこの雑誌を探してみてください。
日本人(会社)が発刊しているものが2,3種類あると思いますが、
たぶんこの雑誌が一番金かかってるんじゃないかと思います。

せっかくなので、泊まったゲストハウスも紹介させてもらっときます。
『やまとGH』 http://www.krorma.com/krormayamato.html
日本人が経営するGHで、日本語も通じます。シングル10$~
他のGHより多少高いかもしれませんが、とてもきれいだし、
旅行会社直営なのでいろんなツアーにここで申し込みできます。
日本の若者バックパッカーがよく利用していているので、
1人で寂しいなぁって方にはいいかもしれません。
(そういう意味では、異国の地で孤高の旅をしたい方にはお勧めしません。)

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2009年10月19日 (月)

盆踊り大会

カンボジア日本人会主催の盆踊り大会がありました。
本来ならば、日本人会に入会してない日本人は正規に入場チケットを買わなくてはいけないのですが、僕たち隊員は大会のお手伝いをするということで、入場料を免除していただいています。

何をしたかというと、去年に引き続き、今年もJOCVのお店を出しました。
まぁ、文化祭でいうところの模擬店ですね。

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今年は、宣伝も兼ねて隊員が配属されているタケオ州農業局のお米を使って、肉味噌おにぎりand玄米おにぎりを作りました。さらにそれに特製豚汁もセットでご提供!
これで1$☆なんとお買い得!!さぁ買った!!!

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別ブースでは同じく隊員が配属されている職業訓練校の布商品なども売られました。 
生憎の空模様で、客足が伸びず売り上げは・・・でしたが、まぁ楽しい時間でした。
こういうのって、疲れるけどみんなでワイワイやると楽しいもんですよね。

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2009年10月16日 (金)

あめは飴屋、動物も飴屋

自転車の荷台に動物の模型を乗せて走るおっちゃん。
動物好き、模型好きとしては前々からものすごく気になっていた。

そのおっちゃんが、たまたま家の前の小学校で立ち止っていた。

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早速近寄り、動物の模型を眺めてみる。
思ったより作りは荒い。
もう少し精巧な作りを期待していただけにちょっと残念。

試しに値段を聞いてみると、「2000リエル(約50円)」だという。
それなら安い!と一つ注文してみる。

すると、おっちゃんは何やら捏ねだした。
緑に赤に白に・・・。

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「あああ!これって飴!?」

そう、自転車についていた動物はあくまで見本。
おっちゃんが売っていたのは飴細工だったのだ。

いまさら断れないので制作過程を待つこと約3分。
次第に周りに子どもが集まってくる。

出来上がった動物は?

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「クロバイ(水牛)」です。
ええ、僕は確かにクロバイを注文しました。
でもこれって、その辺の道端にいる痩せこけたただの牛じゃ・・・。

でも、このクロバイに疑問を抱いたのは僕だけのようで、
周りにあつまった子どもたちは「あ、クロバイ!」と叫んでました。
まだまだクメール人の感覚が身についてないようです。

飴に2000リエルはちょいと高かったけど、いい勉強になりました。
飴は大事に我が家で保管されています。

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