2009年12月15日 (火)

国をあげてのスポーツ大会

お隣ラオスでは
「SEA GAME」こと「東南アジア体育大会」的なものが開催されており、
国内で異常な盛り上がりを見せているようですが、
おそらく出場しているであろう我がカンボジアチームの様子は、
TVでわずかにニュースが流れる程度で、
一向に盛り上がりを見せません。


代わりに、現在首都で行われている
「障ガイ者 バレーボール・ワールドカップ」ってのが盛り上がってます。
規模的に言えば、こちらはれっきとした世界大会なので、
SEA GSMEより上なのかもしれませんねぇ。

聞いた話では、カンボジアの障ガイ者の約7割が地雷によるものだそうで、
そう聞くとやっぱりこの国における地雷の傷跡の深さを感じてしまいます。

あ、そうそう。
このワールドカップで、かつてカンボジアは3位に輝いたこともあり、
今回優勝したら、フンセン首相から特別ボーナスが出るのだとか!


頑張れカンボジア☆

| コメント (0) | トラックバック (0)

2009年12月 9日 (水)

成長したなぁ

カウンターパートが撮ってくれた僕の写真を見てたら、
自分の髪の毛がボサボサなことに気付いた。

まぁそんなことを気にするわけもなく、
乾季も本格的になり、全く雨が降らなくなった今日この頃、
活動もいよいよクライマックスに向けて忙しくなっております。


ちょっと前のブログで書いたけど、今の活動の中心になっているのは、
2年生の生徒に実習を通した模擬授業をさせること。

昨日今日と実際にその授業が行われました。
前にクラス内でやった顕微鏡を使った授業を1年生に対して行いました。
当初は、カウンターパートが授業をして、そのサポートをさせるだけの予定でしたが、
カウンターパートが実際に生徒に授業をさせたい、と言ったのでそうしました。

クラス内での模擬授業・授業検討を受け、
自分たちで実験書を作りなおしたり、レポート用紙の形式を考えたり、
材料を用意したり、一生懸命準備してました。

僕はというと、今回は本当に裏方に徹し、ずっとビデオ撮影をしていました。
生徒たちが生徒に行っている授業の記録係です。
途中、「あ~そこはね・・・。」とか「お!いいじゃない!!」とか、
いろいろ突っ込みたくなったけど、あえて我慢。
1年生が僕に質問してきても、答えず全て2年生にふる。

彼ら本当によくがんばりましたよ。
彼らががんばっているのはもちろん、同じ生物・地学教師を目指す
先輩と後輩が一緒になって勉強している姿は、見ていて嬉しくなりました。

授業が終わった後は、撮影したビデオを2年生全員で鑑賞し、再び検討会。
今日の授業では、一回目の実験授業の授業検討会を活かして、
ますますよくなってました。
きのうも褒めてあげたけど、今日のはもっと褒めてあげなくちゃ。


今でもカウンターパートがいない時は1人で授業してて、
でもそれに対してはだいぶ抵抗がなくなってきました。
最初は「マン・パワーで活動するために来たんじゃない!」って思ってたけど、
生徒が育つならいいのかなって。

その結果、こうして生徒たちが自分の力で実習の授業をできるようになってるんだから、
考え方を切り替えてよかったなぁ~って思います。

もちろんカウンターパート自身もどんどん成長していて、
2年前にはほとんど実習をしてなかったのに、
今では自分からアイデアを出してくれるし、
こんな模擬授業を生徒にさせれるようになってるんですから。

本当にカウンターパートにも生徒にも恵まれたな~、
って今日は1人で感動してました。

自分がいなくなっても今日のように自分たちで全てやっていけたら、
この1年半くらい活動してきた成果が少しはあったと思えそうです。

う~ん、いい感じ。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2009年12月 7日 (月)

日本人といっぱい会いました

先週から今週にかけて、たくさんの日本人と会いました。
まずは任地で、他州の理数科隊員、理数科プロジェクトの専門家、
そして、理数科関係のNGOスタディーツアー。
週末はプノンペンで、日本語能力試験のお手伝い。
さらに昨日、任地に帰ってきて、農業関係のNGOの方とお食事。
毎日毎日こんなにいろんな日本人と会ったのは、カンボジアに来て初めてかも。

それと同時に、残り3ヶ月半になったことともあり、
スカイプで他国の同期隊員とチャットしながら帰国後のこともじっくり考えてみました。

でも、よくわかりません。

今、あまりにも日本から遠い世界にというか、
日本から見れば非現実な世界にいるせいか、
帰ってからどうしたいのか自分でもよくわからない。
まぁ、帰ってみなくちゃわからないって感じです。

今はこっちの仕事が忙しいから、まずはそっちを楽しみます。


日本といえば、JICAの青年技術研修から同僚の先生が日本から帰ってきました。
まだゆっくり話をしてはないんだけど、とりあえずお土産にビールをもらいました。
アサヒスーパードライです。
カンボジアにも売ってるんですが、カンボジアのやつはタイ工場で作られていて、
味が全く違います。おいしくありません。
毎度毎度日本に行ったカンボジアの先生は、
「日本のアサヒはまじうめぇ~」と言って帰ってきます。
チビ缶なので飲んじゃったら一口で終わってしまいそうで、
もったいなくてまだ飲めません。
でも、飲めない女の先生が缶だけ欲しい(ちっちゃくて可愛いかららしい)
と言ってるので、早めに飲まないとね。

Photo

| コメント (0) | トラックバック (0)

2009年12月 1日 (火)

新校舎建設

Img_6838

何もないこの場所。
学校の敷地内です。

ここに日本大使館の草の根事業とやらで、理科実験棟が建設されることになりました。

先週校長やカウンターパート他3名の先生とともに、
日本大使館で行われた調印式に出席し、契約を交わしてきたことろです。

今週からさっそく工事が始まり、
おそらく半年後くらいには完成するのではないかと思います。

残念ながら僕の任期中には完成しませんが、
後任の方がみえる頃には完成してるんじゃないでしょうか。

まぁ、今さら完成してもらっても、実験室の引っ越しとか仕事が増えるだけだから、
帰国後完成してもらったほうのがありがたいんですけどね。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2009年11月27日 (金)

HP作りました

カンボジア理数科隊員のホームページを作りました。

一年くらい前に、歴代理数科隊員が作ったデータを残すために
ブログ形式でデータバンクを作っていたのですが、
これだけだとあまり更新する機会もなくてもったいなかったので、
先日のSETDeliをきっかけに新たにHPという形に作りなおしました。

まだ情報量は少ないので、これから少しずついいものに変えていきたいと思ってます。

といっても、僕の活動期間はもうあと4カ月なので、
後輩隊員に引き継いでいってもらう予定です。

当初の計画通り、立ち上げはできたので、良しとしましょう。

また暇な時に見てやってください。

CAMBODIA JOCV -Science and Mathmatics-」
http://www.geocities.jp/cambodia_jocv/index.html
(右側のリンクにも貼ってあります。)


あ、そういえばおとつい桂歌丸さんの落語講演会をプノンペンで見てきました。
日本じゃなかなか見れないのに、カンボジアで見れるなんて役得ですな。

| コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月23日 (月)

実験授業

「明日からうちの学校で研修が始まるから。」

いつものことだけど、今日急に告げられ、今週の授業は任されたようである。

1年生は、カウンターパートですらまだほとんど授業をしてないので、
教科の内容もろくに始まっていない。

ってことで、パスさせていただき、
2年生の生物の授業はできるだけやらせてもらうことにした。



実は前々からカウンターパートと話をして、今年やってみたいことがあった。

ちょうど地学のナリンさんが育休中で、週8時間も休講になっているから、
それならその時間を有効活用しようということで出した案。

それは、2年生の生徒に1年生の授業(実験)の助手をやらせること。

時間割上、1年生が生物をしている時、2年生は地学をしていることが多い。
つまり、空いているってこと。

2年生は基本的に1年生時にやった実験ばっかりだし、
人に教えることで自分も理解が進むだろう。

かといって、一年前にやった実験の助手を急にやらせたところで覚えちゃいない。



話は戻るが、そんなこんなで、今年はカウンターパートがいない時間は、
去年やった実験を復習させることにした。

でもちょっと違うのは、僕が教えるのではない。
生徒自身で実験書を作り、教え合うのだ。


今日は顕微鏡の使い方から。

各所の名前を確認した後、自分が生徒に教えるという立場で、
顕微鏡の使い方(実験書)を考えさせ、実際に何人かには模擬授業をやってもらった。

普段教室で模擬授業はやっているが、
実験を通しての模擬授業はやったことないから、生徒もノリノリでちょっと楽しそう。

最後に、授業のいいところと直すべきところを話し合って終わり。

Img_6821

次回1年生が顕微鏡の授業をするときに、助手として机間巡視をさせる予定だ。
上手くいけば、なかなかいいものになる気がする。
去年一年間で実験をたくさんやったから、今年は次の段階に進むことができている。
少しは去年の貯金があるのかな。

| コメント (2) | トラックバック (0)

2009年11月22日 (日)

織物の村プラエク・チャンクラン

とある織物隊員から、
「コンポンチャム州にも織物の村があるらしい。行ってみたいから場所を調べてくれ!」
と頼まれ、人づてに聞いていったところ見つけました。

カンボジアではいろいろな地域で織物が盛んに行われていたのですが、
内戦中にその技術が廃れ、
今は伝統工芸として一部の地域に残っているだけなのです。


ガッタガッタの土道を車で走ること3時間以上。
道端の民家に機織りの機械を発見。
よく見ると、その一帯の民家には染めた後の糸や、機織りの機械がたくさん見られた。

車から降りて訪ねていくと、市場でよく見るチェックのクロマー
(カンボジアの伝統的な布)が織られている最中でした。

Pb220822

庭には色とりどりの糸が。
昔は天然染料で全て染めていたのですが、
残念ながら今は効率を考えて化学染料になってしまったようです。
(一部の地域では、今でも天然染料を使っているみたい。)

Img_6761

もう少し車を走らせてみると、今度は糸を染めている家を発見。
聞いたところによると、なんと染料は日本のものを使っているのだとか。
そして、別の薬品は韓国から、糸の原材料はベトナムから。
すごく田舎の村だけど、こんなとこにも安い外国製品がどんどん入ってきてるんですね。
伝統工芸としてはちょっと悲しいですが、廃れてしまうよりはマシでしょう。

Img_6768

その後、道を進んでいくと、シルクの織物をしている村もあり、
「どうせタイとかベトナムの工場で作ってるんだろう」
と思っていた布が、こんな村で作られていることを知って驚きでした。


カンボジア土産にクロマーいかがですか?
実は、カンボジアの隊員の中には織物や繊維隊員という方がいて、
このクロマーを今風にアレンジして売ってもいるのです。
これについてはまた今度。

最後に村で見つけた機織り像を。
結構リアルです。

Pb220810

| コメント (0) | トラックバック (0)

2009年11月19日 (木)

クラスの色、地域の色

いよいよ本格的に新学年の授業が始まったのだが、
カウンターパートが言った言葉がよくわかった気がする。

「今年の一年生は怠け者だ。」

僕が初めて一年生に会う前、すでにカウンターパートは会っていたようなのだが、
その時すでにそんな印象をもったらしい。

そして昨日、初めて僕も一年生に会ったのだが、その時持った印象も
「今年の一年生は手がかかりそうだ」である。


日本でもそうだが、学校の先生をしていると、
その集団を把握するための嗅覚のようなものがついてくる。

そういう意味で、今年の一年生から嗅ぎ取った臭いは、
思わずカウンターパートと目を合わせて苦笑いしちゃう臭いだったのだ。

でもまぁ、こういうクラスを上手くまとめ上げられると、
どんないい臭いのクラスよりも楽しいクラスになるんだけど。

しばらくはカウンターパートのお手並み拝見といきましょう。



ところで、クラスの色以外にも、地域の色が最近よくわかってきた。

うちの学校には3つの州から生徒が来ているのだが、
それぞれの州の生徒は、学年やクラスが違ってもどことなく似ている。

地元コンポンチャム州の生徒はなんだか垢ぬけているし、
この前SET Deliで行ったコンポントム州の生徒はいい意味で真面目だし、
メコン川を上ったとこにあるクラチェ州の生徒はずいぶん大人しい。

日本でも、東北や東京、大阪、九州の人の気質が分かれるように。


だから何だというわけではないが、
カンボジアに来た頃は、カンボジア人はカンボジア人としてしか見ていなかった。
でもやっぱりカンボジア人にもいろんな人がいるわけで、
学校で授業をするためには個々の気質を知ることが大事なんだよな~、
って改めて思ったのです。


そうそう、おとついしし座流星群見ましたよ!
日本よりも赤道に近いカンボジアは条件がよかったみたい。
日本でも見れたのかな?
1時間で10~15個くらいしか見れなかったけど、
久々に見ると感動するもんですね。

| コメント (0) | トラックバック (0)

«いざ日本へ行かん