2010年3月26日 (金)

日本社会に復帰します

日本に帰って来て、5日目です。

東京でのオリエンテーションや健康診断、帰国報告会などを経て、
すでに昨日には職場に行ってきました。

まだ正直学校現場へ復帰するためのエンジンがかかっておりません。


この2年間、たったの2年間だったけど、
ものすごく濃い経験をさせてもらったような気がします。
一週間前には、まだカンボジアにいたのに、すでになんだか昔のような気もします。

自分がどう変わったのか。
日本がどう変わったのか。

今はまだ分かりません。

すでに友達からは、何点かおかしくなっている点を指摘されたような気もしますが、
本人は何がおかしいのかまだよく分かっていません。

日本社会で本格的に働き始めて、気づくことになるでしょう。



カンボジアでの生活を綴るために始めたこのブログも、
気がつけばおよそ300回もの記録が刻まれていました。
日記なんかほとんどつけない性質なので、こうして書いてこれたことが奇跡です。
きっと見てくれてる人がいたからこそ、こうして続けてこれたのでしょう。

今回の日記を以って、このブログのアップは終了にしたいと思います。
もちろん、これからも僕自身の人生は続いて行くわけで、
みなさんの助けが必要になるでしょう。

その時は、どうぞお一つよろしくお願いします。

それではみなさん、
チュムリアップ リーア チュオップ クニア マドン ティーアット!!
(さようなら また会いましょう)

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2010年3月21日 (日)

さようならカンボジア

さようならカンボジア。

いよいよ今晩カンボジアを離れます。
長いようで短いようで、短いようで長いようで。

でも、本当に濃い経験をさせてもらった気がします。


帰ることにまた緊張してきて、胃がキュッてしてきた。


とにもかくにも、無事に?日本に帰れることができそうです。


そして、今までブログを読んでくれたみなさん。
どうもありがとうございました。


帰国後、研修とかがまだあるので、もう少しだけブログは続きます。


ではまた日本で?お会いしましょう。

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2010年3月19日 (金)

さよならコンポンチャム

本日、任地コンポンチャムを離れ、首都プノンペンへとやってきました。

ラスト2週間で体調を崩す、というハプニングもありましたが、
すっかり回復し、最後のコンポンチャムを楽しんで終わることができました。

生徒たちからは、送別会とともにたくさんのプレゼントと贈り物をもらいました。
彼らのために作った実験用冊子を一人一人手渡ししててたら、
これまでの活動が思い出されて、
「自分がんばった!」って、一人で褒めてやってました。

先生たちとは、コンポンチャム最後の夜を一緒にすごしました。
その夜は何ともなかったんだけど、出発の朝、最後のあいさつに学校に行ったら、
これまでのカンボジア生活が思い出されて、ちょっとウルっときてしまいました。

他にも、2年間を思い出しながら、街中を走っていると、
至るところに自分を可愛がってくれた人たちがいることに気付きました。
みんなありがとう!


あっという間で、気が付いたらもう帰国。
何事もなかったように、さらっと帰ると思っていただけに、
いろんな思い出がこみあがって感傷に浸ってる自分を発見し、
こんなにもカンボジアに愛着があったことに、ちょっと驚きでした。

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さぁ、いよいよ残り3日です。

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2010年3月 9日 (火)

急ピッチ!のはずが・・・

残りあと2週間!
一気に仕事終わらせるぞーーー!!
と思った矢先、体調不良で3日間寝込んでしまいました。

今週中には引っ越しの荷物まとめてしまわなきゃいけないのに、
部屋の中はといえば、まだ・・・・。

ちょっとまずい。


そんな中、日本からは4月の足音が聞こえてきて、焦る焦る。
日本での仕事を意識せざるを得ない状態になってきました。


活動はカンボジアタイムでやってきたわけですが、
帰国間近になって、報告書やらなんやらと、完全に日本社会です。
期限に追われる毎日。
こうならないように、前々からやってきたはずやったのに。
あ、別に期限はきちんと守ってますよ。
期限3日前が僕のモットーだったので。


さて、いよいよ3月22日日本に帰還です☆
残りカンボジア生活、楽しめるかな!?

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2010年3月 2日 (火)

望遠鏡を担いでった

担いではないけど、昨日の夜、校内で2年生の生徒と天体観測をしました。

まずは月の観測。
9月の研修で作った紙製天体望遠鏡3本を担ぎだし、のぞき見る。
ほぼ満月ではあったが、月の色がオレンジ色でちょっと見にくい。
白い月に比べて、クレーターがはっきりしない。
オレンジはオレンジできれいだが、天体観測には不向きである。
地学担当のナリンさんも、ちょっと不満そう。

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でも生徒は嬉しそう。
「おお!!教科書の図と一緒だーーー!!!」


続いて、星座の観察。

ネットでこの日の空の様子を調べ、プリントアウト。
その紙を片手に空を見上げる生徒たち。
何だかほのぼのと楽しそう。

星座をある程度見終わったところで、ナリン先生が課題を。
「火星と土星はどこにある?」

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もちろんこれもプリントには書きこまれているのだけれど、
本当に生徒が観察できているのかの確認。

火星はみんなすぐに発見。
天体望遠鏡で覗いてみるものの、色が分かる程度でこれはあんまり楽しくない。
さらに土星を発見。
こちらも天体望遠鏡で覗いてみる。
ナリンさんが頑張っているが、なかなかうまく合わせられない。
いっちょやったるか!と、土星にスコープオン☆
見れました!!
土星の周りにある輪までしっかりと!!
自分でもここまではっきり見えるとおもってなかったから感動。
生徒のテンションも一気にUP。

結局19時から2時間以上、他のクラスの生徒も集まって観測してました。

これで彼らはさらに実体験に基づく授業ができるものと期待したいところです。

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2010年2月27日 (土)

配属先を出ての活動

ここ10日間ほど、配属先外での活動が続き、ごぶさたとなっておりました。
残り3週間、帰国までに落ち着くのか先行き不透明ではありますが、
毎日何とか生きています。

まだバタバタしておりますので、まとめて活動を紹介させていただきます。


2月19日(金)

場所;CJCC(Cambodia Japan Coopration Center)
対象;小学5年生~中学生
目的;カンボジアの子どもたちに実験を通して、理科の楽しさを伝える

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約200人の子どもたちを相手に、理数科協力隊員他が舞台上でのショーやブースを作っての理科実験教室などを行いました。普段は大学生くらいの生徒を相手にしているので、子どもたちの楽しげな眼差しがとても眩しくて、やっている側としても楽しめました。



2月21日(日)~23日(火)

場所;クラチェ州小学校教員養成校
対象;当校理科教員、生徒
目的;学校の先生たち(とその予備軍)に理科の実験方法を教える

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SET Deli (理数科実験隊)の活動第2弾。実験をしたことがない地方の先生方相手に、短期間ではあるが、できるだけ多くの実験法を伝えようと始めた活動。生徒からも活発に意見や質問が出たり、先生も一日中ほんとに集中して取り組んでくれて、とても有意義な活動でした。



2月26日(金)~27日(土)

場所;NIE(師範学校)
対象;高校1年生
目的;理数科プロジェクトの授業研修&検討のために模擬授業を行う

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現在、カンボジア理数科プロジェクトで行われている探求型授業のモデル授業として、高校一年生相手にクメール語で模擬授業を行った。前日には、日本から来ている専門家(日本の大学教授たち)相手にプレ模擬授業も行い、準備。実験を使わなくても生徒に考えさせる授業ができることを、この模擬授業を通してプロジェクトのトレーナー(クメール人)にわかってもらえたようです。




あまりに淡白な報告でスミマセン。
こんな感じで、任地を離れての活動が続いております。
その合間を縫って、配属先の生徒(2年生)の教育実習にアドバイスしたり、1年生の授業の準備をしたり、活動の締めとなる資料集作りをしたりと、めまぐるしい毎日が続いております。やることがあるのは嬉しいことですが、任期終了までにやりたいことが終わるか、まだこれからが勝負です。
ということで、今夜も夜な夜な仕事に励むのです。

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2010年2月15日 (月)

不発弾処理

残りも約一カ月になり、活動の資料まとめや隊員機関誌の作成など、
相変わらずバタバタしており、このままでは一向に終わらない、
ということで、週末からドミトリーに籠って徹夜で作業をしておりました。
そんでもって、ようやく完成のめどが立ってきたので帰ってきました。

そんな先週のとある日。
前々から、カンボジアに来た以上一度は見学させてもらわねば!
と思っていた「不発弾処理」の現場を見学させてもらってきました。

おじゃましたのは、C-MACというカンボジアの団体。
ここに日本のJ-MASという団体が協力しているため、
その方を通してお願いしたのです。

防弾ジョッキとヘルメットを着用し、説明を聞く。
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これがこの日見つかった不発弾。
これらは主に地元の村人からの通報で発見される。
しかし、まだまだ村人の爆弾に対する意識は低く、
勝手に触って移動させたり、子どもが遊んだりして被爆することも少なくない。

Img_7588_5  Img_7597_2

そういった被害が広がらないように、現場に行くたび、
現地の子どもたちに啓蒙活動をして帰るのだという。
先日、うちの学校にも来ていただき、お話をしてもらいました。

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見つかった不発弾は、その日のうちに人気のない空き地で爆破してしまいます。
人気がないと言っても、そこはカンボジア。
爆破前にどこからともなく牛がやってきて待機になったりもします。

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国内にはまだまだ数えきれないほどの弾が埋まっているといいます。
悲しいかな地雷で有名なカンボジアですが、それ以上に不発弾は多いのです。
この先、地雷や不発弾の撤去には何百年かかるとも言われており、
実質的に完全回収は難しいでしょう。

しかし、少しでもカンボジアの人々がこれらに関する知識をつけて、
危険なものだと理解して 、被害が少なくなってくれれば、と願って止みません。

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2010年2月 9日 (火)

カイコを育ててます

遡ること一カ月ちょっと前。
年明け早々に、シェムリアップにある「クメール織物研究所(IKTT)」
というカンボジアの伝統織物復興を目指すNGOからカイコの卵を貰ってきました。


遡ることさらに1年前。
ビボル君が「カイコの飼育と観察をしたい」と言い出し、
IKTTからカイコを譲り受けました。
この時、わずか一週間で譲り受けたカイコは全滅。
理由は明白。
カイコの餌となる桑の葉の入手がままならなかったため。

そこで、ビボル君と反省会を開き、まずは桑の木を育てるところから始めたのです。


シルク織物は、もともとカンボジアの伝統工芸だったわけですが、
内戦によりその技術も材料も多くが途絶え、今では国内で探すことが難しい状態です。

カイコも最初は、移動を考えて(カイコは非常に弱い生き物です)
州内で探したのですが、どうやら州内にはもう存在しないらしく、
無理を言ってシェムリアップからいただきました。
桑の木も、なかなか州内で見つからず、PPからもらい受け、挿し木をして育てました。


そんなこんなで一年が経ち、
桑の木も牛に食われる等、様々なアクシデントに見舞われる中、
ようやく20本近くが育ったところで再挑戦となったわけです。


今回譲り受けたカイコの卵は約40個。
で、現在の生き残りは1匹・・・。 ああ、悲しい。
その成長過程を簡単な記録とともに、ご紹介します。


≪カイコの成長日記≫

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1月6日(0日目)

卵から孵化する。
黄色かった卵が緑になっていたので、
死んだかと思ってヒヤヒヤしていた。
全長3mm。約30匹。



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1月11日(5日目)

桑の葉は細かく刻んで、食べやすくする。
細かな糞が溜まっているから掃除したいが、
カイコが小さすぎて葉の間に入ると分からない。
全長3~5mm。たぶん20匹くらい。



Img_75651月19日(13日目)

この頃から、急激に食べる量が増え、
どんどん大きくなっていった。
体形もよくわかるようになり、3日ごとに掃除をする。
全長1cm~2cm。11匹。



Img_75802月5日(30日目)

ここ2週間で一気にでかくなる。
黄色く透き通った色に変わり、葉を食べなくなった。
体を上へ上へ突き上げるような仕草が見られる。
全長約5cm。9匹。

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2月6日(31日目)

まぶしと呼ばれる小部屋を段ボールで作る。
カイコが糸を出し始め、ついに繭になろうとする。
この時、上のほうへよじ登っていく。
全長5cm。8匹。

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2月7日(32日目)

ついに黄色く輝く繭となる。
カンボジアのカイコは白ではなく、黄色の絹を作る。
しかし・・・・。
何者かに喰われ、のこり1匹。。。




そして、今日に至っております。
苦労して一カ月育ててきたのに、最後の最後、何者かに喰われて・・・。
上に被せてあった布に穴が開けられてました。

せめて複数残ってて、雄雌いれば、また交尾させれたのに。

生徒たちも、ちょくちょく観察に来て、
その変化に一喜一憂していたので、残念でなりません。
土日も休まず、餌をあげ続けて・・・。
卵の段階から繭になるまでの生活環を見せてあげれたのはよかったけど。
(生物の教科書に載ってるから、ビボル君は見せてあげたかったみたい。)

休みがしょっちゅあるので、こういった長期的な観察はすごく難しいです。
ましてや、生き物を飼うとなると、誰かが毎日世話をしなければいけないわけで。
今回は、前半は僕が世話をしていたけど、
後半はビボル君とナリンさんに任せました。
それでも、一生懸命世話をしていたので、ちょっと安心しました。

あと一カ月くらいで僕の活動は終わっちゃうから、
もうこういったことは一緒にできないけど、きっと彼らなら、
自分たちでもやってくれると信じています。

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